【書籍】エマヌエルの書 この宇宙をやすらかに生きるために
『エマヌエルの書 この宇宙をやすらかに生きるために』は、パット・ロドガストとジュディス・スタントンの著書です。
パット・ロドガストは、1926年、米国コネチカット州スタンフォード生まれ。1969年以降30年以上に渡って、エマヌエルと名乗る霊的存在のチャネルとして活動。1984年にラジオ出演を通じて、スピリチュアル教師のラム・ダスに見出されたことで、愛と真実にあふれた優しく力強いメッセージが瞬く間に広まり、セッション、講演、ワークショップ等により、人々の自己変容を促してきました。
ジュディス・スタントンは、大学教授として文章学と女性学を教え、その後はライター、編集者として幅広く経験。パット・ロドガストとともに、Emmanuel’s Bookシリーズの編纂にたずさわりました。
人生の経験は
魂が知りたがっていることの
外なるシンボルである
ひとつひとつの魂は
その魂が内なる光に対してもつ意識的な抵抗を
象徴的に物質であらわすような現実に
入っていきます
人生を体験するとき
それをあなたの願望のあらわれ
またその願望を否定するもののあらわれと
みなしなさい
転生しているすべての魂は
否定的なものをもっています
もしそうでなければ
そもそも生まれてこないでしょう
人間の生活に入るとき
感官のあざむきの中に入るのです
東洋の伝統ではそれを幻妄とよびます
もし幻妄を真実とみなすなら
あなたがたは苦しみ、恐れ、病いに伏すでしょう
そうではなく、あなたがたは人生の創造者だという
見方にたって、人生に入っていってください
生きることを、すばらしい
価値ある学びの機会ととらえるのです
それぞれの状況の中に
あなたが壺つくりとして土をこねた部分があります
あなたが作り出した外なる現実に
あなたの内なる自己が
鏡像のように映しだされているのがわかります
『エマヌエルの書 この宇宙をやすらかに生きるために』パット・ロドガスト、ジュディス・スタントン 著
パット・ロドガストは、瞑想により波動の周波数を合わせることで、エマヌエルという霊的存在と自由にコンタクトができたそうです。
まわりの人はその声が聞けなくても、パット・ロドガストの耳にはエマヌエルの声が聞こえているそうで、明らかに彼女とは異なる存在が話をしていることを霊的教師のラム・ダスは感じ取っていたとのことで、その詳細が書かれています。
このような技術を「チャネリング」と言います。
意外に思われるかもしれませんが、チャネリングというのは、自身の意識を合わせることに習熟すれば普通にできることであり、多くの人が無自覚にやっていることでもあるようです。
ただ、パット・ロドガストは、自由に同一の高次元の霊的存在と「確実に」コンタクトがとれるということで、それにより多くの人にとって実りある素晴らしいメッセージを届けることができたのだと思います。
『エマヌエルの書 この宇宙をやすらかに生きるために』は、詩的で美しい表現により、私たちが生きる「現実の本質」について、優しくお伝えくださっており、読むだけで心が安らぎ波動が上がることがわかります。何度も読み返したくなります。
高次元の霊的存在さんは、とてもあたたかな精神を持っているのですね。
上記の引用文のような詩的文章がたくさん書かれていますので、高次元の意識というものがどのようなものなのかを理解することができます。
参考