【書籍】ハートへの旅 脳からハートへシフトする
『ハートへの旅 脳からハートへシフトする』は、ドランヴァロ・メルキゼデクとダニエル・ミテルの共著作です。
スピリチュアル系書籍の中で、難解でありながらも重要なことが書かれている本の翻訳を手掛けていることで有名な、紫上はとるさんが翻訳しています。
ドランヴァロ・メルキゼデクは、『フラワー・オブ・ライフ ー 古代神聖幾何学の秘密』(全2巻)という書籍を執筆したことで知られており、世界60カ国で行われている「フラワー・オブ・ライフ ワークショップ」の創始者でもあります。現代、世界中の人々のスピリチュアル探求に大きな影響をもたらしている霊的教師です。
ダニエル・ミテルは、卓越した瞑想教師として、人々が内なる自己とつながるのを手助けするために、世界中を旅しています。誰もがハートの無条件の愛により内なるパワーに到達できることを広く伝えています。
人類の歴史において、ハートへの旅に乗り出すことが今ほど重要なときはありません。何千年もまえにハートから脳への転換が起こったことで、私たちはきわめて大きな代償を求められてきたのです。ハートへの回帰を学ぶことは、単にスピリチュアルな問題にとどまらず、人類が今後もこの地球上で生きつづけたいと望むのであれば、この状況において欠かすことのできない本質的な事項といえるでしょう。
遠い昔、ハートに生きることは私たちの自然なありかたでした。ところがそれは複雑化する自我によって時とともに失われ、私たちは空を飛ぶように自由であることがどういうものか忘れてしまったのです。シュメール人からチベット人、そしてインドの聖者からエジプトの聖なる父母たちに至るまで、さまざまな時代の人々が、ハートで生きるための手法を身につけることに生涯をささげてきました。
そうした古代の手法を学ぶためには、ヒマラヤやチベットまで行かなくてはならないと思っているのではないでしょうか。もしくは、忙しい都会に住んでいてはそんな修練など到底できないし、そもそもハートに導いてくれる先生がいなければどうしようもないと信じているかもしれません。ところが、あなたをハートに導くべき正当な先生とは、いまこの言葉を読んでいるあなたの目の後ろにいるスピリットなのです。そう、つまりあなたです。いまやあなたにはその力があり、それだけの技量がそなわっています。
本書では、ハートに生きるための方法を幅広く紹介しています。どうかそれらをよく読み、楽しみながら実践したり活用したりして、あなたにふさわしいものを見つけだしてください。
そして何度もくり返し実践と修練をかさね、あなたがほんとうは誰なのかを思い出してください。
ハートに入っていく私たちの体験を読み、ハートの祈りやハートのなかで生きることを学ぶのは、究極的にあなた自身のスピリチュアルな旅にすばらしく資することになるでしょう。
どうか心に銘記してください、あなたも私も違いはありません。
私はあなたであり、あなたは私です。
『ハートへの旅 -脳からハートへシフトする-』ドランヴァロ・メルキゼデク、ダニエル・ミテル 著
私たちの多くは、「頭ではなく、ハートが大切である」と直感的には理解していると思います。
しかしながら、現代社会はそうは言いません。
しっかり頭を使って考えることをすすめられることのほうが、圧倒的に多いです。
たしかに、なんらかの物事について調べ、頭脳を使い、さらに知識を求め、考えることも人生の大切な体験ではあります。
ですがそれによって、個々が人生・現実を生きるにあたり、さらなる問題を引き起こしているという側面もあります。
なぜなら、良くも悪くも、思考は現実化するからです。
ですから最も大切なのは、やはり「自分を知る」ことなのです。
自分を知るためには、ハートに意識を集中する方法を知り、身につければ良いのです。
現代はハートを置き去りにして、頭だけで物事を進めようとすればするほど、うまくいかなくなる傾向にあるようです。
これはある意味、現代の「情報量の多さ」から生まれている事態ですから、固定観念を一度脇において「ハートに意識を集中するトレーニング」が、多くの人に必要だと言えます。
特に人に影響を与えるお立場・役割を担う方に、この書籍『ハートへの旅 -脳からハートへシフトする-』をおすすめします。
脳とハートのバランスを取りながら、仕事や家事・育児などの日々のことを行うと、より良い現実を創造できます。
参考