【書籍】セス・ブック 個人的現実の本質 ― 日々の問題を解決し、人生を豊かにするための 具体的で実践的なテクニック
『セス・ブック 個人的現実の本質 ― 日々の問題を解決し、人生を豊かにするための 具体的で実践的なテクニック』は、ジェーン・ロバーツの著書です。
ジェーン・ロバーツは1929年5月8日生まれ(1984年に亡くなる)。
2歳で両親が離婚、母親と共にニューヨーク州サラトガ・スプリングス市の祖父母のもとに育つ。
9歳でカトリック・スクールに転入、その後スキッドモア大学へ。
詩、小説、児童文学やメタフィジカルな著作を数多く残しています。
なかでも、『セスは語る』と『個人的現実の本質』をはじめとする「セス・ブック」は大きな反響を呼び、いまも世界中の人々に読まれ続けています。
わたしがこの本を著しているのは、それぞれの人が自分の個人的な問題を解決するのを手伝うためです。 そのためにわたしは、あなた方が自分の現実をつくっているプロセスを正確に示し、それを自分にとって有利に変える方法を説明しようと思います。
あなた方が肉体を持ってこの世に存在しているのは、自分のエネルギーが感情や想念に変換され、すべての経験を引き起こしているのだということを悟り、理解するためです。それ以外の理由はありません。
あなたの魂が自らを肉体と結びつけたのは、肉体となって、途方もなく豊かな世界を経験 するためです。
あなた方がここにいるのは、自分の意識を広げ、意識的な考えを通して創造性の使い方を学ぶためです。意識は自らの観念を変えることができるので、身体経験も大いに変えることができます。
自分の現実をつくっているのは自分自身だという気づきは、あなた方を自由にします。
『セス・ブック 個人的現実の本質 ― 日々の問題を解決し、人生を豊かにするための 具体的で実践的なテクニック』ジェーン・ロバーツ 著、ロバート・F・バッツ 記録
『セス・ブック 個人的現実の本質 ― 日々の問題を解決し、人生を豊かにするための 具体的で実践的なテクニック』を手に取り、拝読したのは6年ほど前のことです。
この本を読む直前までの2年間、私は人生において最も足掻いていました。
それまでの自分が抱えてきた、さまざまな思いとそのエネルギーによって、私の現実は大混乱を引き起こしており、葛藤と苦しみの闇の中で過ごしていました。
その暗闇のトンネルを抜けるきっかけとなったのが、この本『個人的現実の本質』と娘の存在です。
その頃の私は、あるとき、苦しみを抱えながら「もう充分です」と神に祈り、救いを何度も求めました。
すると急に、世界のすべてが光輝いて見えるようになっていきました。
当時は、福岡市南区の平和という町で暮らしており、家の近くには、たくさんの睡蓮が咲く公園がありました。
いつもの公園ですが、輝きが異なります。
すべてが美しい。
「これが天国か」と感じるような心地良さでした。
さらに直感的に、私たちの暮らす世界は、重なるように別の世界があり、地上においても天国のような体験をすることができると思いました。
それから数日かけて、少しずつ通常の感覚を取り戻していき、その後は導かれるようにしてこの本に出合ったのです。
あの感覚について、いまならわかります。
あれはサレンダーと呼ばれる「完全なる明け渡し」の状態だったのだと思います。
私はあのとき、エゴで突き進む人生をやめ、神の意志に降伏しました。
上述のような体験をした後、この本を読んでから、人生が好転することが次々と起きはじめました。
この本は、私の人生を大きく変えた一冊です。
600ページ以上もある書籍ですが、私は何度も読み返しました。
この本には「現実のしくみ」に関することが、他の書籍とは別格に詳しく書かれています。
本の中で、統合失調症を患うオーガスタスという人物が出てくるのですが、その方とのやり取りや解説は特に理解しやすかったですし、私の個人的現実について理解するためにも、とても役立ちました。
人間が多次元的な存在であることを理解できる素晴らしい書籍です。
参考