人の性質?選択?
状況、環境などの現実をどのように解釈するか、ということによって人生は展開していきます。
コップの中に水が「半分しか入っていない」
と観る人と
コップの中に水が「まだ半分も入っている」
と観る人がいます。
これは現状に対してどう解釈、反応するかという、人の性質を表すたとえ話です。
では、人はいつも、上述のたとえ話のどちらかのように観るのでしょうか?
いいえ。
人は目の前の出来事に対して、
この出来事ならこう観る
その出来事ならこう観る
という風に、無意識に出来事に対する観点を変えます。
また、その場に一緒にいる人との心理的な位置関係によっても、同じ出来事に対する解釈が変わることがあります。
ということは、できる限り意識的に物事を解釈することが大切だということです。
表面上は問題が起こったように思えることでも、
大丈夫
好機
と解釈するようにした方が、何事も楽々と展開するのではないでしょうか。
実は個性の問題ではなく、いつでも選択の自由があるのです。