波動と現実

インターネット上のスピリチュアルな記事を読んでいると、「高い・軽い波動」が絶対的に良いという印象を受けがちですが、生きていく上で「波動は高(軽)ければ高(軽)い方が良いから、常に気を付けよう」ということではないのかもしれません。

もちろん、波動が高い(軽い)ほど人や場所が発する波動に敏感になりますし、直感力も冴えます。

調和のある態度で過ごすことができます。

精神状態がとても良くなりますし、やりたいことに取り掛かる際、とてもスムーズ展開していきます。

理路整然としないような不思議な出来事が重なり、なぜか進みたい方向へと導かれていきます。

しかし、自分で行動を起こし続けるためには、1日をかけてある程度は自然と波動が下がっていく方がふつうですから、あまりとらわれない方が良いかもしれません。

「地に足をつけて」という言葉がありますが、本当にそのままの意味なのでしょう。

現実というのは、波動が低く重いです。

波動が高い・軽い状態ですと、流れのままに自分の望む状態をつかんでいくことにはなりますが、逆に、低くならないと物質的な「引き寄せ」が起こることは難しいような気がします。

つまり、波動が高い・軽い状態ではじめた行動が、一日をかけて、その波動・エネルギーを少しずつ重くしていくことによって、その日々の繰り返しから、望む物質、環境が創られていくのだと思います。

神は波動が下がった(意識的に落としてもどちらでも)ときに、その人の思念の方向性に沿った物質を創造するようです。

ちなみに、波動が高い・軽い人は存在だけで、与えることができるのだと思います。常に。この世界に対して。

自分の高い・軽い波動を放射することによって、またそれに合った振る舞いを通して、周囲の世界をより良い状態にしているように思います。

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