【書籍】Dr.ドルフィンの地球人革命
『Dr.ドルフィンの地球人革命』は、松久正さんの著書です。
松久正さんは、鎌倉ドクタードルフィン診療所院長、日本整形外科学会認定整形外科専門医、日本医師会認定健康スポーツ医、米国認定ドクター・オブ・カイロプラクティック、ガンステッド・カイロプラクティック・オブ・ジャパン代表として活動しており、ご自身をドクタードルフィン、地球人進化クリエイターと位置付けています。
慶應義塾大学医学部を卒業後、地元である三重大学整形外科に入局し、整形外科医として活躍した後に渡米して、ガンステッド・カイロプラクティックを習得しました。
世界で3人目となる「ガンステッド・カイロプラクティック・アンバサダー」を授与。
2009年、「鎌倉ドクタードルフィン診療所」を開院。
新次元の医療「魂の超医療」を開拓。
意識と身体を同時に変革する方法を生み出し、人間の健康と人生を輝かせることを使命としており、「人間が病気にならない・病気を自分で治す」、そして「自分で人生を自由に創造する世界の構築」を目指して、講演会や授業を積極的に行なっています。
人は自分の力で治癒できるのです。
私は、現代社会に提言したいことがあります。
今まで地球社会で築かれてきた「常識」と「概念」で生きてはダメだということです。この本では、皆さんが驚くような新しい常識と概念を提供します。
今まで地球上に築かれてきた文明社会は、「外から何かを与えてもらわないと自分は幸せになれない、そして健康になれない」と考える人間たちを生み出してきました。
こうした社会の恩恵を被るのは、権力者です。政治、経済、教育、マスコミ、医療、すべての分野で牛耳っている人間が、大衆をコントロールできるのです。「外から何かを与えることでしか人間は変われない」と人を教育し、コントロールし続けることで、人間を本来の能力から遠ざけてきたのです。
これが、今まで地球上に築かれてきた文明社会の最も正さなければいけない点だと思います。
そして、今までこの地球上に築かれてきた医学知識、科学知識、そして常識、概念はすべて、「外から何かを与えないと人間はダメになる」という前提にのっとって作られたものです。ですから、この瞬間まで存在してきた本や論文、知識、業績が指し示す世界は、私たちが到達しなければいけないゴールなどではありません。
『Dr.ドルフィンの地球人革命』松久正 著
この本は10年以上前に出版されたものです。
ですが、内容は「本質」「基幹」に当たることを述べていらっしゃるため、その情報価値はいまも通用するものですし、とても高品質です。
人間社会に関する俯瞰視点でのご意見、その高い視座から理解できる「常識を覆す事実」の重要ポイントが網羅されています。
著者の松久正さんは、「身体を変えて意識を変えて人間の生き方を変える」という使命を果たすために、「医師という役割をしているだけ」ということですので、お伝えしていらっしゃる情報が医療分野のみならず、専門分野の垣根を超えて広範囲に及んでいるようです。
『Dr.ドルフィンの地球人革命』の中で、私が特に気になったところは
「今の医学書を見ると、どんな最先端のものでも、病気の7~8割くらいが「原因不明」となっています。」
「原因がわからないと書かれている医学書では、治療というと対症療法になります。」
という2文です。
なぜ気になったのかと言いますと、単純に私が医療関係の本をよく読んでいるからなのですが。
この2文だけでも、勘の良い御方であれば、何かすごいことが書かれているのではないかと思っていただけるのではないでしょうか。
上記文章の周辺には、一般的には妄信されてしまっている「医療に関する真実」が書かれていますので、思考停止状態を脱するにあたり、素晴らしい内容だと思います。
また、Amazonのレビューに目を通してみるとさまざまなご意見があり、この本の読書さんが熱心にお読みになられたことがわかりましたし、そちらも参考になりました。
全体として、
松久さんの実体験とその思い・社会の仕組みの真実・意識の法則・自己神経調整法・病気からの学び
などが書かれており、とても力が入っていて濃い内容ですので、多くの人に読んでいただきたく思います。
参考