
【書籍】成功の秘密にアクセスできる ギャラクシー・コード

『成功の秘密にアクセスできる ギャラクシー・コード』は、大野靖志さんの著書です。
大野靖志さんは、宮城県生まれ、早稲田大学商学部卒。
作家であり、一般社団法人白川学館理事、ラボラトリオ株式会社代表取締役、netten株式会社顧問を務めています。
現在は、日本とアメリカに「意識変容のためのデジタル技術」を普及するためのさまざまなプロジェクトに力を入れているそうです。
この本には、あなたの人生を根本から変えてしまう情報が書かれています。
その情報のカギは、宇宙のブラックホールにあります。
私たちが、意識の中でブラックホールにつながると、新たな脳の領域が活性化され、また眠っていた遺伝子が目を覚まします。そして、自分の望む現実をみずから創造できるようになるのです。
そればかりではありません。たくさんの先祖や神々の応援を受けて、どんなに世情が変わっても、確実に成功できる力を得られます。
その方法を、この本ではお伝えしていきます。
そう、いまあなたが予感しているように、これから私が語ろうとしている内容は、いままで信じられてきた価値観や常識の枠から、大きくはみ出しています。
「価値観が変わる」という言葉がありますが、価値観が「ひっくり返る」ような変化が起きるといっても過言ではありません。
まさに、多くの人の意識にパラダイム転換を起こす情報になります。
『成功の秘密にアクセスできる ギャラクシー・コード』大野靖志 著
『成功の秘密にアクセスできる ギャラクシー・コード』は、白川神道、言霊、古事記を基軸に、量子力学、生化学、数学、天文学、霊的教養、スピリチュアル、脳科学、人材育成、世界の仕組み、古代文明など、多岐にわたる分野の重要かつ本質的な要素を網羅した、非常に読み応えのある一冊です。
私は、古神道や言霊について深く知らなかったため、本書を通じて多くの学びを得ることができました。
他の分野については、別の書籍やウェブで概要を知っていたため、再認識する良い機会となり、感謝しています。
主軸となるテーマによって「知の全体像」の印象が異なる点も興味深く、日本人にとって親しみやすい「和」の視点から書かれているため、抵抗なく読み進められる内容だと感じました。
著者の大野靖志さんが、これほどの広範で深い知識を統合し、わかりやすく伝えるために、どれほどの勉強、情報収集、実践を重ねてきたのかを想像すると、その努力の大きさに圧倒されます。
本書の内容は、一般的な理解の枠を超えるため、すんなりと受け入れられる人もいれば、突飛な情報と捉えてしまう人もいるかもしれません。
特に、白川神道の「輪廻転生」や「死後の世界の階層名とプロセス」については、理解するのに少し時間がかかりました。
これは、読者に全体像を伝えるための概念的な枠組みとして提示されているのかもしれません。
とはいえ、自分の世界観は受け入れた概念によって形作られるため、銀河の中心と対称性通信を通じて周波数を合わせ、「つながる」ことの重要性を強調している点が本書の核心だと感じます。
個人的な経験として、25歳頃に輪廻転生、カルマ、解脱について直感的に興味を持ち、仏教の教えなどから学びました。
私の理解では、「解脱」とは輪廻転生を通じて蓄積された「観念・プログラム」や「自動的な反応・行動」に気づき、それらに縛られず、「空(くう)」や「五次元の世界」で「いま」を生きることです。
ただし、これは現世でのカルマの解消に焦点を当てた説明であり、輪廻転生や死後の世界の全体像を説明するには不十分かもしれません。
私の体感では、輪廻転生や死後の世界は「意識の世界」として存在し、生と死は肉体があるかないかの違いにすぎません。
私たちが輪廻転生を繰り返し、肉体を持つ次元でさまざまな意識レベルの人々と共に生きる理由は、「精神的な学びと成長」にあると考えています。
この点は、コラム「人生の意味とは何か?」でも触れていますが、あくまで一つの視点として捉えていただければと思います。
本書で特に印象的だったのは、白川神道における死後の世界の階層の説明です。最高の階層である「隠身(かくりみ)」は、銀河の中心の周波数帯と一致する状態を指し、この世にいながらその意識レベルに到達することで、現実を創造する力が最大限に引き出されると述べています。
この点で、私が当初理解しにくかった部分も、著者の言葉と自分の知識の違いによる解釈の壁に気づき、腑に落ちました。
科学的知見と白川神道の秘伝が、エネルギーレベルで一致していることを伝えたいのだと理解しました。
『ギャラクシー・コード』は、「現実創造」や「霊性の向上」をテーマに、多様な分野の知識を詳細に統合し、わかりやすく解説しています。
「祓い」は浄化法、「鎮魂」は瞑想法、「言霊」は真我に一致した想いが非線形に広がる現象を指し、これらが霊的修練の基盤として重要です。
本書で紹介される方法は、非常に効率的かつ実践的で、他の多くの書籍とは一線を画す深い内容が含まれています。
ただし、どんな方法も自分に合ったものを選ぶことが大切です。
特に現代では、誠実で自分らしい生き方のために「霊的な学び」が必要だと感じます。
本書が強調する「支配か、被支配か」「本当の自由とは」といったテーマは、現代社会を生きる上で重要な視点を提供します。
これらを知識としてまず理解することが、自己成長の第一歩となるでしょう。
総合的に、本書は非常に示唆に富む一冊です。
興味を持たれた方は、ぜひ手に取って読んでみてください。
参考