すべての経験を楽しもうとすること
すべてのことが
死に至るまでの通過点に過ぎません
何を行うにしても、物事を「できる」と思い込むことが重要です。そこに根拠はいりません。
「私はできる」「私はやる」という気持ちで物事に取り組むことは、「できないかも…」と不安な気持ちで行うよりも大きな成果をあげることになります。
ですが、それ以前に自分自身の内面を見つめて「やりたい」か「やりたくない」か「好き」か「嫌い」かという気持ちを大切にすることです。
それを起点としなければ、苦しみ続けることもあります。なぜなら「嫌い、やりたくない」けれど、それなりに上手に出来るということもあるからです。
それは才能と呼ばれるものかもしれません。
その才能は、嫌いなことや、やりたくないことに振り向けるべきものでしょうか?
その才能を分解して考えてみると、もしかすると活用できる選択肢が広まるかもしれません。
人間の個々の才能は、とても素晴らしいものです。ただ、その才能を
好きなこと、やりたいことに合致させた時と
嫌いなこと、やりたくないことに合致させた時
の成果の違いは、確実に大きいものであることが簡単に想像できると思います。
ですので、物事に取り組む際には、
本当にそれが好きか、やりたいのか
ということを常に素直に自分の心に問うことが、満たされた現実を創っていくための秘訣となります。
そのために、前段階として自分自身の好き、嫌いをハッキリさせていく過程も必要になります。
楽しい経験も、辛い経験も
個々にとって大切な素晴らしい経験です。なぜなら、次の経験を選択して創ろうとする時、すべてに大きな意味があったと思えるようになるからです。
死に至るまでの通過点
をそういった観点で捉えれば、今回の人生のすべてを楽しんでいくことが出来るようになります。
また、『死』を大きく怖れる必要はありません。肉体は死にますが、魂は不滅です。