
「私」に還る/「本当の自分」を取り戻して生きるために必要なこと
私たちは自分の意識によって創られる、芸術作品のような世界で暮らしています。 世界の創り方を知れば、自分が生きたい世界で生きることができるようになります。
こちらの記事は、私たちにとって幸せで意義のある「理想の世界」「理想の人生」を創るために必要な基礎知識をつけ、自力で刷り込みを解き、 自立自助を促進するための「入門書」のような位置づけの文書です。
世の中の「成功」に対するイメージは、ほとんどが刷り込みです。そして上位者が言う通りに、がんばれば、がんばるほど、エネルギーが枯渇する(そうなっていることにも気が付けなくなる)仕組みになっています。
人は本当に好きなことを行なうときには「がんばる」ことを必要とはしません。
私たちはひとりひとりが唯一無二の存在です。 ですから、世の中の成功者(または上位者)、有名人・著名人 と呼ばれる人と比べる必要も、 言うことを聞こうとする必要も、 ついていこうとする必要も 全くありません。ただ、
「私が本当に求めることは何なのか?」
それを自分で理解して、意図をもって、ゆっくり、のんびりでも前進していくことは、とても意義深い人生を創る下準備となります。
文書の内容を一つの「考える材料」または「選択肢」としてご活用ください。
また、文書を読まれた方が「ご自身のこと」と「現状」と「これから」を、一度冷静に見つめなおした上で、地に足を着けて、少しずつ行動をするきっかけとなれば幸いです。
はじめに
私たちが暮らす、この世界は「私」の意識によって、どのようにでも創り変えることができる芸術作品のような世界です。
「私」が想うことは何でもできる素晴らしい世界なのです。
「私」が「私」を決めることができるのです。
画家が、自分で描いたスケッチを気に入らなければ、それを捨てて新しいキャンバスを準備するように、あなたがこれまで描いてきた「物の見方」とそれに伴う「行動」を捨ててしまえば、新しい描き方が見えてきます。
あなたにとって必要な思想、必要な情報だけを受け入れ、それを素材として描けば、そこには美しい世界が広がるでしょう。
そのためにまずは、あなたにとっての「当たり前」に気がつく必要があります。
その「当たり前」に気がつくことができれば、これから描きたい絵にとって、良いものか、悪いものかを選別する作業に取りかかることができます。
あなたにとって、良いと思うものは保管します。
あなたにとって、悪いと思うものは捨てます。
絵を描き続ける途中、あなたが保管したものに対して、再びこの作業が必要になるでしょう。
それは、繰り返しになりますが、画家が絵を描いて、消して、また描いて・・・と、自分が描きたい絵を修正しながら楽しんで描き続けることと同じようなものなのです。
人生は、描きたいと思うものを想像して、この作業を繰り返して「遊ぶこと」「楽しむこと」がコツのようです。
理想的な現実を創るのに必要な、基本的な作業はこれだけです。
・・・言葉を目にしてみると「まあ、その通り」と思う人もいるかもしれません。
しかしながら、多くの人が現状に不満を言いながら、あきらめてしまっているのが、いまの社会的な現実ではないでしょうか。
それは一体なぜでしょうか?
・・・考えてみたことはありますか?
この文書に書かれていることを、少しずつでも実践しながら理解するにつれて、そのような疑問は消えていきます。そして、あなたが描きたいと思う絵を描きながら生きることに対して希望が見えてきます。
このような文書を最後まで読まれる方は、どちらかといえば、意識が高い人、優秀な人、頑張り屋な人が多いのではないかと思います。
もしあなたがそうであれば、このような文書にめぐり遭うことは、ある意味で運命のようなものだと思います。
その意味を端的にお伝えすれば、頑張って構築してきた水路に流れる水を、別の水路へと方向を転換させるためには、まず流れ(激流)のスピードを変えることが必要です。
水の流れを小川のようにゆるやかにしていく、そのために「意識」的な意味で、もうひと頑張りする必要があるかもしれません。
(コツを掴めれば、そのような頑張りも必要はなくなります)
この文書には、いくらかの「問い」や「課題」が用意されています。まずは全体に目を通して知識として押さえ、それから問いに答えたり、課題を実践してみることをおすすめします。
あなたがご自身の理想の世界を描いて、それを現実にすることができますよう、心からお祈りしております。