原因と結果について
「原因と結果」に関しては、一般的には線形で(普通の時間軸のこと)成り立っているように思えます。
○○が原因で○○が起きた、と捉えることがふつうです。
たとえば、(あってはいけないことですし、ほとんどないことだと信じますが)ある航空整備士が、航空機に部品を取り付けることを忘れ(原因)、燃料が漏れる(結果)こととなり、航空機が墜落したとします。
これは話をわかりやすくするための例ですが、物理的に直線時間軸(連続・線形的)で成り立っていることに思えます。
ですが実は、それはその通りであって、そうではないと言えます。
その人単体で起きる「原因と結果」であるかもしれませんし、そうでない場合があります。
それは、平行世界を行き来することができれば体感として理解できます。
しかしながら、大多数の人々はそれがわからない(わからない方が当然)ので、仕事上のミスはその人の責任となります。
実際には、他の多くの波動・エネルギーの介入により、一つの結果が生まれます。
再び航空機の話に戻しますが、整備の仕事は全員の力で何度も点検を行うことなどによって、奇跡的な仕事が成り立っていると言えます。
ズームを引いてみると、すべての仕事が実はそうかもしれません。
人は自分の居る次元・意識を固定することができない、そのやり方を知らないため、直線的にしか物事をとらえられません。
しかし、できる限り次元を一つに固定すれば、A次元では○○が起こる、B次元では××が起こるなど、規則性のようなものが見えてきます。
その規則性のあるシステム、円環の中をぐるぐる回っているように感じます。
円環を回っているのなら、「原因と結果」は分けられないということになります。
その次元にいれば、それが起こるのが当然だということです。
この観察から、この世界に偶然はないということになります。
すべてが必然です。